ロス・グラシアレス(読み)ロスグラシアレス

百科事典マイペディア 「ロス・グラシアレス」の意味・わかりやすい解説

ロス・グラシアレス

アルゼンチンパタゴニア地方南部にある国立公園。パタゴニア南部では大きな氷河地形が見られる。ここでは冬でもマイナス5度前後で氷河はよく解け,再結氷を繰り返し,新しく氷河が生まれ変わっている。ペリト・モレノ氷河は今も活発に活動を続けており,巨大な氷塊が湖に滑り落ちるため,多く観光客が訪れる。公園北部には,1832年のダーウィン探検時に用いられた帆船の船長名が由来であるフィッツ・ロイ山がある。1981年世界自然遺産に登録。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android