ロゼワイン【Rosé wine】
ピンク色のワイン。黒ぶどうと呼ばれる赤ワイン用の品種のぶどうを用いて赤ワインと同じ製法で発酵させるが、発酵液がほのかなピンク色に色づいたところで圧搾して果皮や種子を取り除き、それ以上は色が付かないようにして発酵を進め、熟成させたもの。果実味の生きた酸味や香りに仕上げるため、発酵は白ワイン同様、低温で長期間かけて行うものが多い。また、製法にワイン法等による規定のない製品のなかには、赤ワインと白ワインをブレンドしてつくるものもあり、またスパークリングワインの場合はワイン法でもこれを認める。◇「ロゼ」は「バラ色の」という意。
出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のロゼワインの言及
【ブドウ酒(葡萄酒)】より
…[酒]
[分類]
ブドウ酒は酒類の中でもっとも多様化しており,分類法もいろいろ行われるが,テーブルワイン,デザートワイン,発泡性ワインに大別するのが便宜である。(1)テーブルワイン 食事中に飲むブドウ酒で,一般にワインの名称で呼ばれ色調によって赤ワイン,白ワイン,ロゼワインに分けられる。白ワインはまた残存糖量によって辛口(sec,dry)と甘口(doux,sweet)に区別される。…
※「ロゼワイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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