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ロックドコイルロープ locked coil rope

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロックドコイルロープ
locked coil rope

特殊ワイヤロープの一種。内部芯と外側層の2つの部分から成るが,最外層の素線が互いにからみ合って間隙をできるだけ少くし,表面がなめらかになるように,外側層はZ形,鼓形など異形の素線を組合せてつくり,内部芯は丸い素線をより合せてある。またこれら2部分の素線は互いに反対方向によってある。他のロープに比べて強度の割合に直径が小さくてすみ,絶対により戻りがなく,摩耗しにくく,内部に空気や水が浸透しないので腐食しにくいなどの利点がある。竪坑開削工事中の巻綱や竪坑のガイド綱,空中索道の支索などに使用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のロックドコイルロープの言及

【ワイヤロープ】より

…これに対し図2-cのスパイラルロープ(片撚りロープとも呼ばれる)は,ワイヤを何層かに撚ってつくったストランドを所要の断面積になるよう平行に束ねたもので,比較的太径のワイヤが使え,撚りのピッチ(撚り長)も長い。またスパイラルロープの一種に,図2-dのように外層に台形やZ形の異形断面ワイヤを配して空隙を小さくしたロックドコイルロープがある。表面が平滑で摩耗が少なく,水密性に富む利点はあるが,柔軟性に劣る。…

※「ロックドコイルロープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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