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ロティ族 ロティぞくRoti

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロティ族
ロティぞく
Roti

インドネシア,小スンダ列島のロティ島に住むマレー系住民。東部と西部に2分される。全島は 18の自律的な政治領域に分れ,それぞれの首長を有している。言語はオーストロネシア語族のうち,ティモール・アンボン語群に含まれ,特にテトゥム族と親縁性が強い。人口はティモール島,セマウ島などに移住したロティを含めて 10万をこえると推定される。サゴやしの実の粉を常食とし,米や雑穀類は儀礼用の食物とされる。親族組織は父系で,外婚的氏族制度をもち,婚資を支払うと子供は父方の世襲名を継承することができる。婚姻は母方おじの娘との結婚が好まれるが,規定的縁組制度は存在しない。家屋は末の男子によって相続されるが,その他の財は息子たちに均分相続される。祖先崇拝と同時に藪に住む悪霊信仰が行われる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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