ロルテ(その他表記)Lortet
Lorthet

改訂新版 世界大百科事典 「ロルテ」の意味・わかりやすい解説

ロルテ
Lortet
Lorthet

フランス南西部,オート・ピレネーHautes-Pyrénées県の村。人口約200。旧石器時代遺跡があり,1873年にピエットE.Pietteが発掘を行った。多くの動産美術が出土し,とくに重要なのは,3頭のトナカイと4尾のサケのような魚を線刻した指揮棒(呪術用具)である。トナカイの脚の運びは,高速度写真のような的確な瞬間描写を見せ,トナカイの脚の間の魚は,いずれもその口がトナカイの陰部に向かっている。魚はしばしば男根と同一視されるため,この図はなんらかの呪術的意味を有するものと考えられる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 重信 木村

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む