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高速度写真 こうそくどしゃしんhigh-speed photography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高速度写真
こうそくどしゃしん
high-speed photography

非常に短い時間の露光で撮影し,速い現象を停止せしめて瞬間の状態を観察する写真的測定法の一種。露出時間は普通 1000分の1秒以下で,現在1万分の1秒から 100億分の1秒の範囲にわたっている。大別して,瞬間写真,高速度映画に分類できる。前者は1~数枚のコマ撮りないしは重ね撮り,後者は数十~数千コマ以上連続にコマ撮りができ,緩速度で現象を再現しうる。破壊や爆発現象あるいは高速度運動体の研究に用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

こうそくど‐しゃしん〔カウソクド‐〕【高速度写真】

高速で運動あるいは変化する対象を、1000分の1秒以下のきわめて短時間の露光によって撮影する写真。光源ストロボなどの瞬間発光を使う。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうそくどしゃしん【高速度写真 highspeed photography】

高速度現象を撮影し観測するための写真技術。瞬間写真,高速度コマ撮り写真,高速度流し写真に分けられる。
【瞬間写真】
 高速度現象をぶれなく撮影するため,極短時間の露出で撮影する写真法。例えば,運動速度1000m/sの高速物体を倍率1/50のカメラでとらえ,フィルム上の像の移動距離をフィルムの解像力(約1/50mm)以下におさえるには,露出時間は1/50mm÷(1000m/s×1/50)=10-6s以下にする必要がある。

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大辞林 第三版の解説

こうそくどしゃしん【高速度写真】

きわめて短い露出時間(通常1000分の1秒以下)で撮影する写真。高速で変化する現象の撮影に用いられる。ストロボなどの瞬間照明用光源、高速度シャッター・高感度感光材料を使用する。

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