ワットプラシン〈チェンマイ〉(読み)ワットプラシン〈チェンマイ〉(その他表記)Wat Phra Sing

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ワットプラシン〈チェンマイ〉【ワットプラシン〈チェンマイ〉】
Wat Phra Sing

タイ北部の都市チェンマイ城壁で囲まれた旧市街の西部にある寺院。ランナータイ様式のチェンマイで最大規模の寺院で、ランナータイ王朝のパーユー王が1345年に建立した。同名の寺院がチェンマイの北東160kmにあるチェンライにあるが、こちらのほうが古い。この寺院に安置されているプラシン仏(タイ北部で最も神聖とされていた仏像)は、この寺院の建立とともに、チェンライのワットプラシンから移されたものである。しかし、残念なことに、20世紀前半に、この仏像の頭部盗難にあい、現在の仏像の頭部は複製。また、寺院内部の壁画には、14世紀のチェンマイの人々の衣装や暮らしが生き生きと描かれている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む