ヴェルクマイスターハインリッヒ(読み)ウェルクマイスター ハインリッヒ(英語表記)Werkmeister Heinrich

新撰 芸能人物事典 明治~平成 の解説

ヴェルクマイスター ハインリッヒ
ウェルクマイスター ハインリッヒ
Werkmeister Heinrich


国籍
ドイツ

職業
チェロ奏者 指揮

生年月日
1883年 3月31日

出生地
バルメン(ヴッパータール)

学歴
ベルリン音楽院〔1907年〕卒

経歴
ベルリン音楽院で指揮・作曲バイオリンをヨーゼフ・ヨアヒムに、チェロをロベルト・ハウスマンに師事し、明治40年卒業。同年12月来日して東京音楽学校(東京芸術大学)に赴任し、チェロ、作曲、和声学などを講じた。大正10年まで在職したが一旦帰国、12年再来日した。東洋音楽学校(東京音楽大学)、帝国劇場附属洋学部などでも教鞭を執り、我が国の音楽隆盛に貢献、アウグスト・ユンケルと並んで日本管弦楽界の育ての親とされる。44年帝劇初舞台のため松居松葉作の歌劇胡蝶の舞」、ピアノ協奏曲、チェロ・ソナタなど。山田耕筰のベルリン留学にも尽力した。

没年月日
1936年 8月16日

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android