2006年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ポーランド西部のシロンスク地方に位置する。プロイセン王・ヴィルヘルム3世が1813年にドイツ国家建設を提唱した百周年を記念し、建築家のマックス・ベルクによって建立された。鉄筋コンクリートを補強材に用いた収容人数6000人の多目的ホールで、直径65m、高さ42mの円形の建物である。後の鉄筋コンクリート建築物に影響を与えたことから、人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はCentennial Hall in Wroclaw