一分五厘(読み)いっぷんごりん

精選版 日本国語大辞典 「一分五厘」の意味・読み・例文・類語

いっぷん‐ごりん【一分五厘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 銀一分五厘は、近世、米五合(約〇・九リットル)の値段で、それだけあれば一日暮らせるところから ) 物事を軽くみることのたとえ。→浮世(うきよ)は一分五厘
    1. [初出の実例]「命の相場が一分五厘、〈略〉親もない子もない身がら一心」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む