一句立(読み)いっくだて

精選版 日本国語大辞典 「一句立」の意味・読み・例文・類語

いっく‐だて【一句立】

  1. 〘 名詞 〙 連俳で用いる語。
  2. 付合(つけあい)で、その付句一句だけで独立して味わいうることを主とし、前句との関連重きをおかないもの。連歌時代からあるが、特に江戸座伊勢派の俳人たちに喜ばれた。
  3. 冠付(かむりづけ)一種。四音の名詞を出題し、次の助詞の一字は作者に任せて、以下の七五を受けさせるもの。伊勢で行なわれた。〔俳諧・続三疋猿(1748)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む