一器量(読み)ひときりょう

精選版 日本国語大辞典 「一器量」の意味・読み・例文・類語

ひと‐きりょう ‥キリャウ【一器量】

〘名〙 ひとかどの力量。すぐれた器量
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)三「汝は大抵の者にあらず。一器量(ヒトキリヤウ)あれば自然の時の用にも立べき者」

いち‐きりょう ‥キリャウ【一器量】

〘名〙 ひとかどの人物
※浄瑠璃・近江源氏先陣館(1769)一「おめず臆せぬ一器量、人に勝れて見えにける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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