一実円頓(読み)イチジツエンドン

デジタル大辞泉 「一実円頓」の意味・読み・例文・類語

いちじつ‐えんどん〔‐ヱンドン〕【一実円頓】

仏語。ただ一つの真実である理法は、完全で、すみやかに悟りを得させるということ。法華経の教えをたたえたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「一実円頓」の意味・読み・例文・類語

いちじつ‐えんどん‥ヱンドン【一実円頓】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。絶対不二であって真実である理法は、その功徳が完全で、しかも、それによる成仏実現が極めてすみやかである、ということ。法華経の教えをたたえたもの。
    1. [初出の実例]「御器量世に又類も無りしかば、一実円頓(いちジツヱンドン)の花匀を荊渓(けいけい)の風に薫じ」(出典太平記(14C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む