一幅帯(読み)ひとはばおび

精選版 日本国語大辞典 「一幅帯」の意味・読み・例文・類語

ひとはば‐おび【一幅帯】

〘名〙 帯地一幅を二分し、裏に別布を用いて仕立てた帯。幅は鯨尺約八寸三分(約三一・五センチメートル)、総尺一丈二尺(約四五五センチメートル)に仕立てる。
浮世草子好色五人女(1686)三「段染の一幅帯(ひとハバヲビ)むねあけ掛けて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android