精選版 日本国語大辞典 「一椀飯」の意味・読み・例文・類語 いちわん‐めし【一椀飯】 〘 名詞 〙 一わん限りの飯。葬送の出棺に先立って会葬者に出す膳では、飯を盛り切りにし二杯重ねることを忌む。そこから、一椀飯を平常の場合にも忌みきらう。一膳飯。[初出の実例]「平生には一椀飯(イチワンメシ)を忌み、また盛りたての飯に汁をかくるを悪めり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by