一椀飯(読み)いちわんめし

精選版 日本国語大辞典 「一椀飯」の意味・読み・例文・類語

いちわん‐めし【一椀飯】

  1. 〘 名詞 〙 一わん限りの飯。葬送出棺に先立って会葬者に出す膳では、飯を盛り切りにし二杯重ねることを忌む。そこから、一椀飯を平常の場合にも忌みきらう。一膳飯
    1. [初出の実例]「平生には一椀飯(イチワンメシ)を忌み、また盛りたての飯に汁をかくるを悪めり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む