日本歴史地名大系 「一沢村」の解説 一沢村いちのさわむら 福島県:耶麻郡磐梯町一沢村[現在地名]磐梯町更科(さらしな)大寺(おおてら)村の東、日橋(につぱし)川の北岸に位置する。川西組に属し、市ノ沢村とも記した。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では猪苗代郡のうちに一沢とみえ、高七六石余。文化一五年(一八一八)の村日記では高二二六石余。「新編会津風土記」によると家数二七。江戸時代には「大寺郷六ケ村」の一つにあげられており、土津(はにつ)神社(現猪苗代町)の御神料新田が開かれた地である。寛延二年(一七四九)には大寺村日橋布板敷普請のため費用七二文が割付けられている(磐梯町史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by