一班(読み)イッパン

デジタル大辞泉 「一班」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ぱん【一班】

組織をいくつかに分けたときの一つ
第1の班。
その班全体。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ローマ 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「一班」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ぱん【一班】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 第一の組。また、一つの班。
  3. その班全体。その集まり全部。
    1. [初出の実例]「昔時羅馬(ローマ)に往く途中恵を受けたるヂプシイスの一班、また、獄中に在りけり」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)
  4. ある全体のうちの一部分一斑
    1. [初出の実例]「只所見の、一班を窺て、浅と云は物をしらぬぞ」(出典:四河入海(17C前)五)
  5. 令制で、新しく口分田(くぶんでん)を支給すること。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android