一空(読み)いっくう

精選版 日本国語大辞典 「一空」の意味・読み・例文・類語

いっ‐くう【一空】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「一」はすべての意 )
  2. そら全体。一天。〔范仲淹‐岳陽楼記〕
  3. すっかりなくなること。また、すっかりなくすこと。
    1. [初出の実例]「障碍物を一空せざれば」(出典:春城随筆(1926)〈市島春城〉趣味談叢)
    2. [その他の文献]〔白居易‐夢裴相公詩〕
  4. 仏語万物はすべて空(くう)であり、空もまた空であること。
    1. [初出の実例]「解は万法の一空を照し」(出典:雑談集(1305)一)
    2. [その他の文献]〔摩訶止観‐七上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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