一簣の功(読み)イッキノコウ

精選版 日本国語大辞典 「一簣の功」の意味・読み・例文・類語

いっき【一簣】 の 功(こう)

  1. ( 「書経‐旅獒」の「為山九仭功虧一簣」から ) 最後のひと骨折り。完成直前の努力。
  2. 土などを一もっこ運ぶ骨折り。事業を完成させるために積み重ねる一つ一つの努力。
    1. [初出の実例]「だんだんつもる一簣(キ)の功(コウ)、終に九仭(きうじん)の山となれり」(出典洒落本大抵御覧(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む