精選版 日本国語大辞典 「一紙証文」の意味・読み・例文・類語 いっし‐しょうもん【一紙証文】 〘 名詞 〙① つづりになっているものでなく、一枚きりの証文。一枚証文。一札。② 江戸時代、宗門改めのための証文。島原の乱の後、幕府が諸大名などに命じて、毎年領内のキリシタン改めをさせ、七月から一一月までに提出させた。[初出の実例]「町方寺之宗門改之儀、其時限一紙証文にて町方人数高へは相加り不レ申哉に奉レ存候」(出典:座右秘鑑‐三(1825‐26)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例