デジタル大辞泉
「一行一義説」の意味・読み・例文・類語
いちぎょういちぎ‐せつ〔イチギヤウイチギ‐〕【一行一義説】
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いちぎょういちぎ‐せつ イチギャウ‥【一行一義説】
〘名〙 五十音図の各行には、それぞれ一定の
意義があるとする説。
国学者の中の音義学派に属する
平田篤胤(あつたね)、
鈴木重胤(しげたね)、清原道旧
(みちふる)らの主張したもので、たとえば篤胤の「
古史本辞経」に「か行」には極、「さ行」には進、「た行」には立、「な行」には成、「は行」には合等の意があるとする類。その
原型は大毘盧遮那神変加持経または中国唐代の涅槃経文字品などにみられる。→
一音一義説。〔近代語新辞典(1923)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報