古史本辞経(読み)コシホンジキョウ

デジタル大辞泉 「古史本辞経」の意味・読み・例文・類語

こしほんじきょう〔コシホンジキヤウ〕【古史本辞経】

江戸後期の語学書。4巻4冊。平田篤胤ひらたあつたね著。天保10年(1839)成立。嘉永3年(1850)刊。国語の優れている理由や、五十音図価値などを説く。

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精選版 日本国語大辞典 「古史本辞経」の意味・読み・例文・類語

こしほんじきょうコシホンジキャウ【古史本辞経】

  1. 江戸末期の語学書。四巻四冊。平田篤胤著。天保一〇年(一八三九)成立、嘉永三年(一八五〇)刊。賀茂真淵の「語意考」をうけ、五十音組織もとに、国語の起源を論じたもの。「五十音古図」「喉音三行弁」「五十音義解」など一〇項。

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