一釜の飯を食う(読み)ひとつかまのめしをくう

精選版 日本国語大辞典 「一釜の飯を食う」の意味・読み・例文・類語

ひとつかま【一釜】 の 飯(めし)を=食(く)う[=食(た)べる]

  1. 家族ではない者どうしが親しい仲間として生活をともにする。同じ釜の飯を食う。ひとつかまどの飯を食う。
    1. [初出の実例]「彼等は『一つ釜の飯を食ふ』仲間の関係であった」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android