一首坂(読み)いつしゆざか

日本歴史地名大系 「一首坂」の解説

一首坂
いつしゆざか

石生いしゆう坂ともいい、上衣川の古戸ふるどから北方丘陵を越えて、前沢まえさわ方面へ至る古道の上衣川側上り坂の名称。前九年の役の折、安倍一族は源頼義・義家、清原武則らの八千はつせん坂よりの猛攻を受け、衣川柵の支城琵琶びわ柵が焼打ちにされたので衣川柵を捨てて逃れ落ちた。このとき源義家が逃げる安倍貞任を追いかけ、「衣のたてはほころびにけり」と呼びかけたところ、貞任は馬をとどめ錏をふり向けて、「年をへし糸のみだれのくるしさに」と返したので、義家はこれに感じてつがえた矢をはずして追わなかったという(古今著聞集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む