七瀬(読み)ナナセ

デジタル大辞泉の解説

なな‐せ【七瀬】

七つの瀬。数多くの瀬。
「松浦川―の淀は淀むとも我は淀まず君をし待たむ」〈・八六〇〉
七瀬の祓(はらえ)を行う7か所の瀬。
「難波の御祓へ―によそほしう仕まつる」〈澪標

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大辞林 第三版の解説

ななせ【七瀬】

七つの瀬。また、多くの瀬。 「川の瀬を-渡りて/万葉集 3303
「七瀬の祓はらえ」をする七つの瀬。 「難波の御はらへ-によそほしうつかまつる/源氏 澪標

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

なな‐せ【七瀬】

〘名〙
七つの瀬。多くの瀬。
※万葉(8C後)五・八六〇「松浦河奈々勢(ナナセ)の淀は淀むともわれは淀まず君をし待たむ」
② 「七瀬の祓(はら)え」をする七か所の瀬。
※宇津保(970‐999頃)国譲中「いととほくわたらせ給にければ。ななせたびにてなむ」

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