デジタル大辞泉 「七縦七擒」の意味・読み・例文・類語 しちしょう‐しちきん【七▽縦七×擒】 《三国時代、蜀の諸葛孔明が敵将の孟獲もうかくを捕らえては逃がしてやることを7回繰り返した末に、孟獲を心から心服させたという「蜀志」諸葛孔明伝・注の故事から》相手を自分の思いどおりに自由自在にあしらうこと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「七縦七擒」の意味・読み・例文・類語 しちしょう‐しちきん【七縦七擒】 〘 名詞 〙 ( 諸葛孔明が敵将孟獲(もうかく)をとらえ、とりこにしてから自分の陣形を教えて放してやった。それを七回繰り返した末に、孟獲はついに恐れいり、以後はそむかなかったという「蜀志‐諸葛亮伝」の注に引く「漢晉春秋」に見える故事から ) 敵を七度放して、七度とりこにすること。七擒七縦(しちきんしちしょう)。〔章孝標‐諸葛武侯廟詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例