七縦八横(読み)しちじゅうはちおう

精選版 日本国語大辞典 「七縦八横」の意味・読み・例文・類語

しちじゅう‐はちおう‥ハチワウ【七縦八横】

  1. 〘 名詞 〙 あらゆる方角に通じていること。また、軍勢などが混乱してちりぢりになること。
    1. [初出の実例]「諸山の脚尖、よく諸水を行歩し、諸水を趯出せしむるゆゑに、運歩七縦八横なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)山水経)
    2. 「六波羅の勢一万余騎、七縦(ジウ)八横(ワウ)に破られて、七条河原へ追出さる」(出典太平記(14C後)九)

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