七観音町(読み)しちかんのんちよう

日本歴史地名大系 「七観音町」の解説

七観音町
しちかんのんちよう

中京区烏丸通六角下ル

南北に通る烏丸からすま(旧烏丸小路)を挟む両側町。南側を東西に蛸薬師たこやくし(旧四条坊門小路)が通る。

平安京の条坊では、町の西側は左京四条三坊四保一〇町東、東側は同一五町西。平安中期以降は、四条坊門烏丸小路の北にあたる。

建久五年(一一九四)この地に建立された如意輪山浄仏じようぶつ寺は、高倉天皇妃七条院殖子が、東三条内裏に如意輪観音を安置したに始まる。のち持仏六観音を合わせて護持ごじ院と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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