日本歴史地名大系 「七郎宮跡」の解説 七郎宮跡しちろうぐうあと 長崎県:平戸市平戸城下宮之町七郎宮跡[現在地名]平戸市宮の町 宮の町宮(みや)の町筋の西手に鎮座。天平一〇年(七三八)の創祀という。神功皇后に従軍した十城別王の武将である七郎氏広を祭神とし、天応元年(七八一)勅により七郎大権現の社号を与えられたと伝える。天文八年(一五三九)策彦周良を乗せた大内船の一行は平戸に着岸、普門(ふもん)寺に入ったあと「七郎権現」に参詣した(策彦入明記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by