万光寺村(読み)まんこうじむら

日本歴史地名大系 「万光寺村」の解説

万光寺村
まんこうじむら

[現在地名]吉見町万光寺

下銀谷しもしろがねや村の東に位置する。万光寺という寺があったことが地名の由来という(風土記稿)。地内には応安五年(一三七二)板碑がある。元禄郷帳に村名がみえ、高二六一石余。国立史料館本元禄郷帳では旗本鈴木領。「風土記稿」によると幕府領から鈴木領となったのは宝暦一四年(一七六四)のことといい、以降同領で幕末に至ったと思われる(「郡村誌」など)。また寛文一二年(一六七二)検地によって本田に高入れされた新田があったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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