日本歴史地名大系 「万場宿」の解説 万場宿まんばしゆく 愛知県:名古屋市中川区万場村万場宿[現在地名]中川区富田町万場佐屋路の宿場。江戸より九一里一七町、宮(みや)宿(現熱田区)より二里半、神守(かもり)宿(現津島市)へは一里二七町。寛永一一年(一六三四)創設で、源敬様御代御記録(徳川林政史蔵)の同年三月二一日に「海東郡万場村・砂子村之儀、佐屋路御伝馬所ニ被仰付」とある。宿の建人馬は五〇人・五〇匹で、助郷村は千音寺(せんのんじ)・服部(はつとり)、砂子(すなご)・花常(はなつね)・中島(なかじま)・馬島(まじま)・堀之内(ほりのうち)・長牧(ながまき)・北間嶋(きたまじま)・東条(ひがしじよう)・三本木(さんぼんぎ)・八(や)ッ屋(や)・鎌須賀(かますか)(現海部郡大治町)、坂牧(さかまき)(現海部郡甚目寺町)の一四ヵ村。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報