万年町二丁目(読み)まんねんちようにちようめ

日本歴史地名大系 「万年町二丁目」の解説

万年町二丁目
まんねんちようにちようめ

[現在地名]江東区深川一丁目

仙台せんだい堀と二之橋にのはし(現清澄通)に面した町屋深川万年ふかがわまんねん町二丁目とも称した。西は万年町一丁目および三河西尾藩松平(大給)家下屋敷、南は平野ひらの町、東は二之橋通を挟んで正覚しようがく寺・恵然えねん寺・増林ぞうりん寺など。元木場もときば二一ヵ町の一。起立は一丁目に同じで正徳三年(一七一三)町奉行支配となった。文政町方書上によると、町内総間数は京間で南北間口・裏幅とも六〇間、東西は裏行二〇間、一千二〇〇坪。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android