万斛(読み)バンコク

デジタル大辞泉 「万斛」の意味・読み・例文・類語

ばん‐こく【万×斛】

《「斛」はこくの意で、10斗》はかりきれないほど多い分量。「万斛の涙を注ぐ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「万斛」の意味・読み・例文・類語

ばん‐こく【万斛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「斛(こく)」は「石(こく)」、一〇斗のこと ) 一石の万倍。はかりきれないほどに多い分量をいう。まんごく。
    1. [初出の実例]「浮動万斛香。横斜幾枝玉」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)贈梅隠費学士)
    2. 「万斛の紅涙を惜しまざる者なり」(出典:最後の勝利者は誰ぞ(1892)〈北村透谷〉)
    3. [その他の文献]〔蘇軾‐次韻楽著作送酒詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む