万願寺とうがらし

デジタル大辞泉プラス 「万願寺とうがらし」の解説

万願寺とうがらし

京都府舞鶴市で生産されるトウガラシ。大型で、やわらかく、甘みがある。来歴不詳だが、大正末期から昭和初期に、伏見とうがらしと大型ピーマンの「カリフォルニア・ワンダー」が交雑してできた種と考えられている。栽培の歴史は比較的浅いが、京都府により「京の伝統野菜」に順ずる京野菜に認定されている。「万願寺甘とう」の名で地域団体商標登録

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android