伏見とうがらし(読み)ふしみとうがらし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「伏見とうがらし」の解説

伏見とうがらし[香辛料]
ふしみとうがらし

近畿地方京都府地域ブランド
京都府で生産されている。来歴は不明であるが、江戸時代書物には伏見あたりでつくられたという記載がある。国内の唐辛子類のなかでも、最も細長い。先端が尖っており、ひもとうとも呼ばれている。辛味のない品種家庭菜園でつくっている農家も多い。京の伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「伏見とうがらし」の解説

伏見とうがらし

京都府京都市で生産されるトウガラシ。長さ10~15cm程度と細長い。やわらかく、辛みは少なめで、焼きとうがらし、てんぷらなどにして食する。葉は佃煮になる。来歴不詳だが、江戸時代にはすでに栽培記録がある。京都府により「京の伝統野菜」に認定されている。

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