三の松(読み)サンノマツ

デジタル大辞泉 「三の松」の意味・読み・例文・類語

さん‐の‐まつ【三の松】

能舞台で、橋懸かりの前の白州に等間隔に植えられた3本の若松うち、いちばん揚げ幕寄りの松。懸かりの松。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三の松」の意味・読み・例文・類語

さん【三】 の 松(まつ)

  1. 能舞台の橋懸(はしがかり)の前にある三本の松のうち、揚幕(あげまく)寄りの松。
    1. [初出の実例]「しづしづと・越すは二の松三の松」(出典:雑俳・あし分道(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android