三ヶ浦(読み)さんがうら

日本歴史地名大系 「三ヶ浦」の解説

三ヶ浦
さんがうら

[現在地名]葉山町堀内

堀内ほりのうち村の浜方で、鐙摺あぶずり心無しんなしおよび佐賀岡さがおか(現一色の三ヶ岡か)の三浜からなる。元禄国絵図に「堀内村之内三ケ浦村」とあり、「堀内村分郷三ケ浦」とも記されるが、行政的には堀内村に含まれる。

ほぼ漁業専業で、船数は文化六年(一八〇九)七六、うち海士船八・小猟船六八、弘化四年(一八四七)八六、うち松魚船二・小漁船七三・押送り船二・仲買船九、安政二年(一八五五)八六、明治三年(一八七〇)八六、うち大方当船一五・小漁船六〇・押送り船一・小買船一〇、同五年一〇四、同一一年一三三、うち漁船一三〇・荷船三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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