三世了達(読み)サンゼリョウダツ

デジタル大辞泉 「三世了達」の意味・読み・例文・類語

さんぜ‐りょうだつ〔‐レウダツ〕【三世了達】

仏語過去・現在・未来にわたって、一切を明らかに悟っていること。諸仏智慧は3世を見通しであること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三世了達」の意味・読み・例文・類語

さんぜ‐りょうだつ ‥レウダツ【三世了達】

〘名〙 仏語。過去・現在・未来にわたって、一切を明らかにさとっていること。仏の智慧をいう。
太平記(14C後)一七「我和光の塵に交はる事久くして、三世了達(レウタツ)の智も浅く成りぬといへ共」

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