三世実有法体恒有(読み)さんぜじつうほったいごうう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三世実有法体恒有」の意味・わかりやすい解説

三世実有法体恒有
さんぜじつうほったいごうう

部派仏教うち説一切有部の説。諸法はわれわれの意識なかに現れたり,現れなかったりするが,法そのものは過去,現在,未来を通じて存在し,自己同一を保っているという説。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報