日本歴史地名大系 「三之輪村」の解説 三之輪村みのわむら 東京都:荒川区三之輪村[現在地名]荒川区南千住(みなみせんじゆ)二丁目・同五丁目・同七丁目、台東区三ノ輪一―二丁目・竜泉(りゆうせん)三丁目・日本堤(にほんづつみ)二丁目・根岸(ねぎし)五丁目小塚原(こつかつぱら)町・中村(なかむら)町の南にある。北西は三河島(みかわしま)村。往古一帯は広野で、三ノ輪原と称したとされ、江戸古図には箕輪高屋と記されるという(風土記稿)。田園簿には三ノ輪原宿(みのわはらじゆく)とあり、田一〇一石余・畑一八石余、幕府領。天水場と注記される。貞享二年(一六八五)に東叡山寛永寺領となった(「東叡山領知目録写」東叡山方書物之写)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by