三代相恩(読み)サンダイソウオン

デジタル大辞泉 「三代相恩」の意味・読み・例文・類語

さんだい‐そうおん〔‐サウオン〕【三代相恩】

祖父以来3代にわたって主君に仕えて恩を受けること。三代重恩。
大恩ある―の御主人」〈伎・幼稚子敵討

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精選版 日本国語大辞典 「三代相恩」の意味・読み・例文・類語

さんだい‐そうおん‥サウオン【三代相恩】

  1. 〘 名詞 〙 祖父以来、三代にわたって引き続いて主君・主家から恩恵を受けていること。三代重恩。
    1. [初出の実例]「父の遺言、起請の罰、三代さうおんの主のきうかう、彼是もっててんめいいかでのがるべき」(出典:文祿本幸若・秀平(1593))

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