三分一銀納(読み)さんぶいちぎんのう

精選版 日本国語大辞典 「三分一銀納」の意味・読み・例文・類語

さんぶいち‐ぎんのう‥ギンナフ【三分一銀納】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代田畑年貢三分の一を銀に換算して納めた制度。主として関西地方で行なわれたが、起源は、水稲を作らない畑の年貢を金銀で上納したことにある。三分一値段。〔地方落穂集(1763)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android