三十間堀川(読み)さんじゆつけんぼりがわ

日本歴史地名大系 「三十間堀川」の解説

三十間堀川
さんじゆつけんぼりがわ

池田いけだ新田北福崎きたふくざき新田との間に掘られた堀川で、市岡いちおか新田の南部堤下を起点として南西方に延び大阪湾に注いでいた。もとは三樋みつひ堀・三樋入みつひいり堀と称された。堀名は新田井路の樋門が三ヵ所あったことにちなむ。開削年は池田新田・北福崎新田の開発時期である文政一二年(一八二九)から天保六年(一八三五)頃のことと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報