三原弟平 みはらの-おとひら
?-? 奈良-平安時代前期の官吏。
三原春上(はるかみ)の父。新田部(にいたべ)親王の後裔(こうえい)で,乙枚(平)(おとひら)王という。延暦(えんりゃく)10年(791)従五位下,造酒正(みきのかみ)となる。三原朝臣(あそん)の氏姓をさずかり,弟平と改名。内蔵助(くらのすけ),尾張守(おわりのかみ)をつとめ,従五位上にすすむ。弘仁(こうにん)6年(815)成立の「新撰姓氏録(しんせんしょうじろく)」の編集に参加した。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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