三号雑誌(読み)サンゴウザッシ

デジタル大辞泉 「三号雑誌」の意味・読み・例文・類語

さんごう‐ざっし〔サンガウ‐〕【三号雑誌】

創刊しても3号ほどで休・廃刊となるような、長続きしない雑誌

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精選版 日本国語大辞典 「三号雑誌」の意味・読み・例文・類語

さんごう‐ざっしサンガウ‥【三号雑誌】

  1. 〘 名詞 〙 創刊しても第三号ぐらいで休・廃刊するような雑誌の俗称永続見込みのない雑誌をあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「所謂三号雑誌(さんガウザッシ)とか三月新聞とかの俚諺通りになるものが多い」(出典滑稽新聞‐第三一号・明治三五年(1902)七月)

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とっさの日本語便利帳 「三号雑誌」の解説

三号雑誌

創刊早々に休刊(廃刊)する雑誌のこと。または、そうなりそうな雑誌を揶揄(やゆ)する言い方。雑誌の創刊時にはご祝儀的な広告が集まるので、早めに見切りをつければ傷は最小で済むことが背景にある。もののたとえなのだが、出版不況もと、本当に三号で終わる雑誌も。

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