三因千塚古墳群(読み)みよりせんづかこふんぐん

日本歴史地名大系 「三因千塚古墳群」の解説

三因千塚古墳群
みよりせんづかこふんぐん

[現在地名]清音村三因

三因の東にそびえるふく山の西斜面から北西斜面にかけて存在する古墳群。多くは横穴式石室墳と箱式石棺を内部主体とする小古墳であるが、前方後円墳一基・帆立貝式古墳一基を含み総数は二〇〇基を超える。当古墳群に連なって、総社市三輪みわ地内にも一〇〇基を超す古墳群があり、合せて四〇〇基内外の大群集墳を形成している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android