日本歴史地名大系 「清音村」の解説 清音村きよねそん 岡山県:都窪郡清音村面積:九・五一平方キロ郡西部高梁(たかはし)川の左岸にあり、小田(おだ)川との合流点に近い。北は総社市、東は山手(やまて)村、南は倉敷市、西は吉備郡真備(まび)町。JR伯備(はくび)線が通り、清音駅の西を県道倉敷―総社線が走る。駅前から川辺橋を渡って西へは、旧山陽道とほぼ重なる県道倉敷―井原線がある。村名は福(ふく)山の西方にあたってその松籟を聞き、高梁川の清流を間近に見る好所にあったことから、「山水有清音」の古語にちなみ名付けられたという(清音村誌)。古くから交通の要地であり、山陽道における高梁川の渡河地点であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by