三坂耿一郎(読み)ミサカ コウイチロウ

20世紀日本人名事典 「三坂耿一郎」の解説

三坂 耿一郎
ミサカ コウイチロウ

昭和・平成期の彫刻家 日展顧問



生年
明治41(1908)年5月26日

没年
平成7(1995)年8月3日

出生地
福島県郡山市

本名
三坂 政治

学歴〔年〕
東京美術学校彫塑科〔昭和12年〕卒,東京美術学校研究科〔昭和14年〕修了

主な受賞名〔年〕
日展文部大臣賞(第4回)〔昭和47年〕,日本芸術院賞(第35回)〔昭和54年〕「壺中天」,勲四等旭日小綬章〔昭和58年〕,勲三等瑞宝章〔平成4年〕

経歴
昭和12年第1回文展に「若い女」が初入選。43年国学院栃木短期大学教授、45〜55年立教女学院短期大学教授。また、日展参事、常務理事を経て、顧問。代表作に「フォルム1」「壺中天」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三坂耿一郎」の解説

三坂耿一郎 みさか-こういちろう

1908-1995 昭和-平成時代の彫刻家。
明治41年5月26日生まれ。清水多嘉示(たかし)に師事する。昭和12年新文展に初入選。戦後日展に出品し,特選3回,35年同会員となり,47年文部大臣賞。54年「壺中天」で芸術院賞,61年芸術院会員。平成7年8月3日死去。87歳。福島県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は政治(まさじ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「三坂耿一郎」の解説

三坂 耿一郎 (みさか こういちろう)

生年月日:1908年5月26日
昭和時代;平成時代の彫刻家。日展顧問
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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