精選版 日本国語大辞典 「三増倍」の意味・読み・例文・類語 さん‐ぞうばい【三増倍・三層倍・三相サウ倍】 〘 名詞 〙 もとになる数量の三倍の数量。また、物事の程度がはなはだしいこと。[初出の実例]「千貫可二進上一之処、万五千疋先年被二借召一了。仍為二三相陪分一引給候相残進上也」(出典:親長卿記‐文明一五年(1483)五月三日)「わけて姿の軼(すぐ)れしといへば、三層倍(さんゾウバイ)にもおもふ娘の事」(出典:門三味線(1895)〈斎藤緑雨〉九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例