三女子村(読み)さんよしむら

日本歴史地名大系 「三女子村」の解説

三女子村
さんよしむら

[現在地名]高岡市三女子

庄川下流左岸、蓮花寺れんげじ村の北方に位置。正保郷帳では高二四七石余、田方一四町九反余・畑方一町五反余、新田高二四石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高二九五石・免四ツ二歩、新田高(寛文三年)一五石(三箇国高物成帳)。川崩れにより寛文一〇年一五石、元禄八年(一六九五)五四石が検地引高となった。しかし宝永二年(一七〇五)一〇石余の畑新開が宮重開として行われ、享保八年(一七二三)には一三石の畑直し、三石余の新開が行われた(「高免等書上帳」折橋家文書)灌漑は三女子村・蓮花寺村枇杷首びわくび村出合用水を利用した(「郡事摘要」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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